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健康な歯を維持していただくために当院では予防歯科を重視しています。
むし歯や歯周病は、細菌でおきる感染症です。ですから、治療が終わったからといって放置すると他の歯に感染する危険があるのです。
そのためにご自分での歯磨きが大切です。しかし、細菌は歯磨きで落ちにくい場所に集まって頑固なバイオフィルムを形成します。このバイオフィルムは、約3カ月で毒性が強くなると言われています。
このため、3カ月に一度、定期的に歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があるのです。
定期健診でお口を守りましょう。
下のグラフは、年代別の歯科医院のかかり方と残存歯数を表したものです。
歯磨き指導を受けて自分で歯磨きだけをしていた人と、定期的にPMTCなどのケアを受けた人とでは、80歳時点で20本もの違いが生じています。症状のあるときだけ受診した人は、ほとんどの歯が抜け落ちてしまっています。
歯磨き指導を受けて自分で磨いていた人でも、80歳ではわずか5本しか残りません。また、症状のあるときだけ受診していた人は、ほとんど歯が残らないのです。
これに対して定期的にケアを受けた人は、ほとんど歯がなくならず、快適で健康な食生活を維持できるのです。あなたはどちらを選びますか?
予防歯科は健康生活の第一歩です。
当院では歯科衛生士による丁寧でやさしいPMTC(プロによる予防歯科処置)を行なっています。
年に3~4回はプロの手によって歯や歯の周りの健康を維持しましょう。
PMTCとは、お口の健康管理を目的としたプロが行う歯のクリーニングです。専用の器具を用いて、お口にたまった汚れや細菌を除去し、清潔な口腔内環境にいたします。
むし歯も歯周病も、細菌による感染症です。ですから一度むし歯や歯周病になった方は放置しておくと他の歯に感染してしまいます。
そのため歯磨きで細菌を除去することが大切なのです。
しかし、歯磨きで除去しにくいところに細菌が集まり、歯ブラシでは落ちない頑固なバイオフィルムを形成します。これを定期的に専用の器具で破壊し除去していくのです。そして、歯の再石灰化を促すお薬を歯にすりこみます。
PMTCを終えると、心地よい刺激で、終わった後はピカピカつるつるになり、スッキリ爽快感が生まれます。
定期的に歯科医院で予防歯科を受けて細菌を除去すると、虫歯や歯周病の予防に大きな効果があります。歯ぐきの腫れや痛みを防ぎ、歯の寿命を延ばすことができます。
むし歯や歯周病になりにくい健康な歯はあなた財産です。
歯を失うと、インプラントにしても1本30万円以上の医療費がかかります。28本全部をインプラントにするとしたら、なんと840万円以上にもなるのです。このかけがえのない財産を守り維持するため、治療が終了したらぜひ予防歯科に定期的にご来院ください。